妄想俺様彼氏



「もう学校には俺らだけだよ?椎斗は来ない」


頑張って耐えてきた涙が溢れる。



『ヒック…お願い…やめて…』



プチプチとボタンを外す音が聞こえてくる。



『ひゃっ!!』


拓也くんの冷えた手が私の素肌に触れる。


怖い。ただそれだけだった…




段々と拓也くんの顔が近づいてくる。






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