妄想俺様彼氏



拓磨くんは私の左手を思いきり掴んできた


「ふっ。それは出来ないなー」



不気味な笑顔を作って私の手を離そうとしない。


そのまま隣の路地裏に強引に引っ張る。



『やだ!!痛い!!離して!!』

私は今までに無い恐怖に怯える。




一生懸命離れようと体を動かすけれど…



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