妄想俺様彼氏



拓也くんに手を振って私は周りを見回すと…


『あ・・・』


私から少し離れた所に椎斗の姿があった…


椎斗は私の存在に気付いたようでこっちに向かってきた。


「なんで実衣は俺より来るの遅いんだよ」


『だって。人がいっぱいで進めなかったの…ホントだよ!?』


「誰も疑って無いから」


椎斗は笑っている。


「ほら。楽しもーぜ」


『そうだね!!いっぱいた~べよ』



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