妄想俺様彼氏


ムッとした私に気付いたのか椎斗はすんなり教えてくれた。


「俺の家」


椎斗の家かぁ…なるほど。


  って…

 『え!?』


どうして椎斗の家に?


「ほら。外寒いし中入ろうよ」


訳が分からぬまままた椎斗の言う通りに着いていく。


『お母さんとかは?』


「ここ1週間帰って来ないよ」


私はリビングに案内された。


「ちょっと待ってて」



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