妄想俺様彼氏


『今日家誰もいないんだ』

「…………」

椎斗はピタリと動きを止める。

そしてすぐ何かを考えてるように一点を見つめた。



「実衣…良かったら泊まってく?」

『え…でも…』


「あっ!!いや。無理ならいいんだけどさ」


『ち…違くて…お母さんたちは?』


「しばらくの間誰もいないよ」


う~ん…1人は寂しいから...




『泊まらせてもらっていい…?』



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