妄想俺様彼氏



さっきの落ち着きは何のやら…

だんだんと今の状況に気づく。


『あぁ…ど。どうしよ…』


イヤって訳じゃ無いけどまだ心の準備と言うものがありまして…


「おーい。実衣お風呂沸いたから入っていいよ」


『ひっ…』


突然の椎斗の声に驚く。


「バスタオルとか置いといたから好きに使って」


『う…うん』


お風呂場に向かう私の手と足が思わず一緒になる。


バタンッ。


お風呂場の扉を閉める。




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