妄想俺様彼氏



ため息をついて仕方なくとでも言うように彼は教えてくれた。


「ったく。ここから分からないのはしょうがないか…」


私の頭の中に更にプラスで?が浮かぶ。



「俺がお前を助けてやったんだよ」


え…!!そ…そしたら



『い…命の恩人?』


ボソッと私は呟く。



「命の恩人って大袈裟だろ。でも、何もされなくて良かったな。俺のおかげだけど」


私の言葉に爆笑しているけれど俺のおかげ…って…


それはそうだけど…


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