ちょっとだけ帰ってきた『天空宮市へようこそ!』
強制送還。

如何に強い魔力と絆で結ばれた召喚物とて、それを超える強い力の前では存在を維持できない。

その強い力を、彼の眼は持っていた。

そりゃあ仕方ない。

体術、魔法、どちらにおいてもオールマイティー。

その上、普段は強力すぎるが故にサングラスをかけて効果を封印している『魔眼』まで持っている彼の前では…。

「悪ふざけが過ぎますよ~」

私は軽く溜息をついた。

「下平アルベルト学園長」

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