夜叉の如く舞う姫

壬生浪士組との出会い



「女、貴様何者だ?」


浅葱色の羽織。

新撰組か。


「自分から名乗ったら?」


私はわざと挑発するように言う。


「・・・壬生浪士組3番組組長、斎藤一。」

「私は壬生浪士組1番組組長、沖田総司といいます。」


やっぱりまだ新撰組ではない、か。

「私は未来からきた殺人鬼、須堂呉羽。」

未来から、殺人鬼

その2つに反応する斎藤と沖田。

「とりあえず屯所に来てもらう。副長に判断を仰ぎたい。」

斎藤の言葉で私は新撰組に行くことになった。

・・・どちらかと言うなら長州辺りで剣客してた方が楽そう何だけど・・・
< 8 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop