夜叉の如く舞う姫
壬生浪士組との出会い
「女、貴様何者だ?」
浅葱色の羽織。
新撰組か。
「自分から名乗ったら?」
私はわざと挑発するように言う。
「・・・壬生浪士組3番組組長、斎藤一。」
「私は壬生浪士組1番組組長、沖田総司といいます。」
やっぱりまだ新撰組ではない、か。
「私は未来からきた殺人鬼、須堂呉羽。」
未来から、殺人鬼
その2つに反応する斎藤と沖田。
「とりあえず屯所に来てもらう。副長に判断を仰ぎたい。」
斎藤の言葉で私は新撰組に行くことになった。
・・・どちらかと言うなら長州辺りで剣客してた方が楽そう何だけど・・・