夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
「K中…あのK中と……ヤベェよ……ヤバ過ぎよ………」
ゆりあはボソボソ呟いてるし、
「K中か~………」
奏音はそう呟いてニヤッと笑ってるし、
「K中…K中……K中?!」
奈月はずっとK中呟いてるし…、
「……ふぁ~」
英はいつも通り欠伸してる。
竹井先生はそんなみんなを見て、満足そうに頷くと、
「じゃ、そゆことだから~!よろしくねぇ~」
と言って、体育館から出て行った。
つーか…前から思ってたけど、案外竹井先生って放任主義だよね!!
何か軽~い感じだし。
とんでもないことを突然言い出すこともあるし…
何か、不思議な先生だ。