夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】





「10、9、8…」




ベンチからカウントの声が上がる。


遥によって運ばれたボールは奈月に回り…




「5、4…」




我が姉、愛海へと渡る。




「「「「愛海、シュート!!!!」」」」




コートの中、愛海以外の4人が叫んだ瞬間…


愛海は滅多に打たない、外でシュートを打った……




だが、そのボールは簡単にゴールに嫌われ…


ダム、と言う音と共に、呆気なく落ちた――…








< 133 / 222 >

この作品をシェア

pagetop