夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
「10、9、8…」
ベンチからカウントの声が上がる。
遥によって運ばれたボールは奈月に回り…
「5、4…」
我が姉、愛海へと渡る。
「「「「愛海、シュート!!!!」」」」
コートの中、愛海以外の4人が叫んだ瞬間…
愛海は滅多に打たない、外でシュートを打った……
だが、そのボールは簡単にゴールに嫌われ…
ダム、と言う音と共に、呆気なく落ちた――…
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