夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】





あたし、可笑しい。


ドキドキする。


てか、何で今日に限って悠大優しいの?


歩くの早かったか?なんて、いつもは言わないくせに。


いつもだったらおせぇんだよ、って悪態吐くくせに。


何で、そんなに優しいんだよ―――…




「あ、あのさ…」


「ん?」




ん?なんて優しい声で言わないで。




「明日の部活、男バスもあるでしょ?」


「あぁ」





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