あの頃の想い
さほが私の異変に気づいたのか不思議そうな顔をして私を見る。
私はさほの視線に気づき何事もなかったかのように笑った。

「どうかした、さほ??」

「美咲ってさ…あの先生のこと好きなの??」

さほが直球でぶつけてきた。
私はごまかすことも出来ずただ頷いた。
< 106 / 145 >

この作品をシェア

pagetop