あの頃の想い
それから15分ほど先生から準備係についての話があった。
先生いわくみんなが準備係と言っているが本当は準備委員らしい。
まぁどっちでもいいんだけど。
「じゃあとりあえず委員長を決めたいと思います。誰か立候補はいますか??」
先生の問いかけに手を挙げる人は誰もいなかった。
当たり前なんだけどね。
誰もそんなめんどくさそうな仕事はしたくない。
「困ったわね…できれば三年生から出て欲しいんだけど……」
そう言って先生はチラッと三年生たちの方を見るがみんな目をそらす。
「いいですか??」
みんなが声のした方を見る。
でも私は見ない。
声だけで誰かなんてすぐわかる。
声をあげたのは……藤田先生だ。
先生いわくみんなが準備係と言っているが本当は準備委員らしい。
まぁどっちでもいいんだけど。
「じゃあとりあえず委員長を決めたいと思います。誰か立候補はいますか??」
先生の問いかけに手を挙げる人は誰もいなかった。
当たり前なんだけどね。
誰もそんなめんどくさそうな仕事はしたくない。
「困ったわね…できれば三年生から出て欲しいんだけど……」
そう言って先生はチラッと三年生たちの方を見るがみんな目をそらす。
「いいですか??」
みんなが声のした方を見る。
でも私は見ない。
声だけで誰かなんてすぐわかる。
声をあげたのは……藤田先生だ。