あの頃の想い
そんな疑問もすぐに忘れて私は下足室に走った。
靴を履き替えていつもの体育館横に走る。
そこにはほのかとさほが待っていてくれた。

「あっ、美咲〜メール見た??」

ほのかとさほがニヤニヤしながら私のほうを見る。
とりあえず私は息を整えた。

「ちょっと!どういうこと??」

「美咲は噂とか興味ないから知らないだろうけど学年のほとんどが知ってる噂だよ??」

「そうそう。」

ほのかの言葉にさほが相づちをうつ。
ほのかとさほの説明を聞きながら私は混乱する頭の中を一度整理した。

中島っていうのは準備係の副委員長で、確か立候補してて、立候補したのは私のことが好きで私が委員長になったから。

普通にわけわかんない!!
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