あの頃の想い
私たちは見事にバラバラだった。
ほのかは一組、さほは二組。そして…私は四組だ。

静かに沈黙が続く。
私とさほが俯いているとほのかが沈黙を破った。

「まぁ、みんなバラバラになっちゃったけど、私たちはクラスが離れたくらいで壊れる仲じゃないっしょ!!!」

ほのかの言葉で私とさほは笑顔を取り戻し教室へ向かった。
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