あの頃の想い

家は嫌い

しばらくバイクで走っていると、さほの家についた。
さほはすでに準備万端で家の前で待っていた。

「美咲はま〜たほのかの後ろに乗ってるの!?」

さほは私たちを見るやいなやそう言い、私の頭を小突く。

「だってほのかバイク持ってないんだもん。」

「いい加減ほのかも自分のバイク買いなよ!私の知り合いが安く売ってくれるって言ってんだからさぁ。」

私とさほでほのかを説得する。



3日ぶりに集まった三人。
やっぱりこの三人じゃないと調子が狂うよ。
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