あの頃の想い
「舞ちゃん、バイト紹介して〜」

私は信号待ちの時に隣の舞ちゃんに言った。

「美咲まだバイトしてないの??」

舞ちゃんが驚くように言った。
私は先月にバイトを止めていた。バイト先の店長とちょっとしたことで喧嘩してしまったからだ。
バイト先の人たちは止めることないと言ってくれたが、居心地が悪くなって止めてしまった。

「学校の近くの居酒屋、バイト募集してたよ!」

さほが教えてくれた。

「まじで!?行ってみるよ。」

私が答えると同時に信号が青に変わる。


少しして、舞ちゃんのバイト先に着いて舞ちゃんと別れた。
< 79 / 145 >

この作品をシェア

pagetop