あの頃の想い
私の頭には?マークがいっぱいで答えなんて一つもわからない。
数学みたいに答えがちゃんと用意されていればいいのに。

「………美咲!?」

「えっ??」

ほのかの声でハッと我に返る。

「も〜さっきからずっと呼んでるのに!ぼーっとしてどうしたの??」

「なんでもないよ!ちょっと眠かっただけ。さ、吸い終わったらまた始めるよ!!」

ほのかは嫌そうな顔をしたが諦めたようにため息をつくと頷いた。



私たちはまた宿題にとりかかる。
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