考え中
「そういえば明日って遠足じゃない?」
「あぁ~かいとがはしゃいどったわ・・・明日はどうなることやら」
「まぁね・・・おそらくかいとと同じグループのあたしは死んだな」
さゆきがわざとらしいため息をつく でも実際あたしはさゆきがうらやましいなんか疲れるかもしれないけどかいとの近くにいるだけでみんなは笑顔になれる 
どうなに辛い事があっても笑顔になれるそんな魔法を持っているように見える 別に、あたしはかいとのことを好きという感情はないけど、いつかあたしもみんなを笑顔に出来るチカラがほしいと思うことがよくある だからなんとなく今のさゆきのことがうらやましいのだ
「まぁまぁ、でもきっと一生の思い出ができると思うよ」
「そうだね、 嫌でもできちゃうよね」
こうしてあたしたちは駅のエレベーターに乗った
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