向日葵の手紙



避けていた話題。



「日向……私まだ」
「やめろよ」



未夜の声を日向が遮った。



「もう…あの事は忘れようって言っただろ」



「でも私…まだ日向が好きなの!」

未夜の瞳から涙がこぼれた。


「未夜…」


日向が未夜にむかい合った。
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