向日葵の手紙



「葵さー」



日向がやけに明るく言った。



「何か悩んでる?」







――ドクン。




真っ先に浮かんだ優の事。




「何か一人で抱えてそうだったから…」



今度は俯きがちに言った。





「あ、別に何もなかったら聞き流してね!」


また明るく言った。



…こうゆうところが似てるんだよ。
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