I LOVE YOUが聴きたくて
「あ、お母さん、」

「ん?」

「着替えてくる」

「うん」

「あっ、今から、部屋で勉強する」

「うん。食事ができたら呼ぶからね」

「うん」


怜(ユウ)は、お店から自宅へと入る。

「あっ」

また、怜(ユウ)は、戻ってきた。

「綾姉ちゃん、ゆっくりしてって下さい」

怜(ユウ)は、綾にそう言うと、会釈をした。
「ありがとう」

綾は、怜(ユウ)に微笑む。


怜(ユウ)は、自宅の方へと入っていった。


「まぁ!びっくりした。私に声をかけてくれて。魅麗さん、感心しちゃったぁ」

魅麗は、嬉しそうに微笑んだのだった。
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