I LOVE YOUが聴きたくて
「…うん」

怜(ユウ)は、何か考えているのか、目を落とす。

「ん?どうしたの?」

魅麗は、怜(ユウ)を見ながら、首を傾げながらも、様子を伺った。


「お母さんも、行かない?」

「お母さんも?」

「うん」

「行けるかなぁ、お店があるからねぇ……いつ?」

魅麗は、もう一度、チケットを見た。
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