I LOVE YOUが聴きたくて
「はい。好きです」
「そうですか。お若いのに、感心ですねぇ」
「わぁ~嬉しい!お若いなんて、あんまり言われないんですよ、私」
「そうなんですか?」
魅麗は、目を丸くして言った。
「はい…。同い年の友達と比べて、しゃべり方とか服の好みとかが違って、いつも老けて見られます。でも、こういう服装が好きなんですよねぇ」
「そのお洋服、とても似合ってて、素敵!初めは、素敵な装いの、上品な大人の女性と思ったの。でも、お肌がピチピチだから、お若い方だろうな~って、すぐに思って。大人っぽい人って、同い年の子は、憧れるものですよ」
「そうですかね」
「えぇ。そうなんですよ。私、感心してたの。丁寧な話し方をなさるし、素敵な装いで上品な方だなって、お若い方でも、こんなきちんとした方がいるんだなって思ってました」
魅麗は、微笑みながら、優しく言った。
「有難うございます」
若い上品なお客様は、恥ずかしそうに謙虚に言う。
魅麗は、そんな彼女を微笑ましく見ていた。
「これ下さい」
若い上品なお客様は、数個、選んだ欲しい雑貨を、魅麗に差し出す。
「はい!有難うございます」
魅麗は、レジを打つために、品物を受け取った。
~ カラン カラン ~
お店の入口のドアが開いた。
「いらっしゃいませ」
魅麗は、すぐに声かけをする。
経営や商売の勉強をしていた時に聞いていた通り、
【いらっしゃいませ】
と言うのは、なかなか難しい。
「わぁ~可愛い~」
そう言いながら、五人のお客様が、お店に入ってきた。
「こんにちわ~」
魅麗に挨拶をする。魅麗は笑顔で、お辞儀をしながら挨拶をした。
「こんにちわ。いらっしゃいませ」
「ねぇママ~、可愛いのがいっぱい!」
「そうね。触っちゃ駄目よ。割ったら大変。欲しいものは言いなさい」
「は~い」
小さい子どもが三人、元気いっぱいに返事をする。どうやら、家族で来て下さった様だ。
「あ!きのこだぁ!」
子ども達は、そう言いながら、きのこ模様の椅子に座って、はしゃいだ。
「こらっ駄目よ!」
子どものママが、子ども達に注意をしたので、魅麗は、慌てて声をかけた。
「いいんですよー。座って下さい」
「売り物じゃないんですか?」
「そうですか。お若いのに、感心ですねぇ」
「わぁ~嬉しい!お若いなんて、あんまり言われないんですよ、私」
「そうなんですか?」
魅麗は、目を丸くして言った。
「はい…。同い年の友達と比べて、しゃべり方とか服の好みとかが違って、いつも老けて見られます。でも、こういう服装が好きなんですよねぇ」
「そのお洋服、とても似合ってて、素敵!初めは、素敵な装いの、上品な大人の女性と思ったの。でも、お肌がピチピチだから、お若い方だろうな~って、すぐに思って。大人っぽい人って、同い年の子は、憧れるものですよ」
「そうですかね」
「えぇ。そうなんですよ。私、感心してたの。丁寧な話し方をなさるし、素敵な装いで上品な方だなって、お若い方でも、こんなきちんとした方がいるんだなって思ってました」
魅麗は、微笑みながら、優しく言った。
「有難うございます」
若い上品なお客様は、恥ずかしそうに謙虚に言う。
魅麗は、そんな彼女を微笑ましく見ていた。
「これ下さい」
若い上品なお客様は、数個、選んだ欲しい雑貨を、魅麗に差し出す。
「はい!有難うございます」
魅麗は、レジを打つために、品物を受け取った。
~ カラン カラン ~
お店の入口のドアが開いた。
「いらっしゃいませ」
魅麗は、すぐに声かけをする。
経営や商売の勉強をしていた時に聞いていた通り、
【いらっしゃいませ】
と言うのは、なかなか難しい。
「わぁ~可愛い~」
そう言いながら、五人のお客様が、お店に入ってきた。
「こんにちわ~」
魅麗に挨拶をする。魅麗は笑顔で、お辞儀をしながら挨拶をした。
「こんにちわ。いらっしゃいませ」
「ねぇママ~、可愛いのがいっぱい!」
「そうね。触っちゃ駄目よ。割ったら大変。欲しいものは言いなさい」
「は~い」
小さい子どもが三人、元気いっぱいに返事をする。どうやら、家族で来て下さった様だ。
「あ!きのこだぁ!」
子ども達は、そう言いながら、きのこ模様の椅子に座って、はしゃいだ。
「こらっ駄目よ!」
子どものママが、子ども達に注意をしたので、魅麗は、慌てて声をかけた。
「いいんですよー。座って下さい」
「売り物じゃないんですか?」