本当のきもち。
「………………」
私は無言で電話に近づき留守電ボタンを押した
「新着メッセージはありません…」
シーンとして部屋に誰か分からない声がひびく
またなにやってんだ私
期待なんてしちゃいけない
そんなの子供の時に捨てたのに
そうよ信じられるのは私だけ
所詮人間なんてすぐ裏切る生命体なんだから…
そして私は窓から見える月光に当たり
さっきの惨めな笑いではなく
私自身を取り戻したように
ふっ…と笑った
私は無言で電話に近づき留守電ボタンを押した
「新着メッセージはありません…」
シーンとして部屋に誰か分からない声がひびく
またなにやってんだ私
期待なんてしちゃいけない
そんなの子供の時に捨てたのに
そうよ信じられるのは私だけ
所詮人間なんてすぐ裏切る生命体なんだから…
そして私は窓から見える月光に当たり
さっきの惨めな笑いではなく
私自身を取り戻したように
ふっ…と笑った