本当のきもち。
「よう篠原今日も勉強か?」

「…………」

無視無視

私はそう心でつぶやいて詞が書いてあった紙を置いた

「なにそのか……」

か?

あぁ紙っていいたかったのか

私が置いた紙をみて驚いたような顔をしている南彼方

「どこにあったコレ?」

「……ここに」

なんだか切羽詰まった顔をしていたので思わず答えてしまった
「みた?」

「みたけど?」

なにか文句でもあんの?私は心でそういった

「いやぁじ…実はこれ俺の友達のなんだ」

「へ?」

「す…好きな子の事考えて書いたんだってさアホみたいだよな」
南彼方はそう早口でいった

「怪しい」

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