本当のきもち。
「はぁはぁ…」

私は走って商店街へ向かう

「………ついた」

目の前に広がる商店街

その木ノ下にポツンと一人ギターを抱えて歌ってる

ドキンドキン

私の胸の高鳴りは止まらない

顔がよく見えないけどもう確信はついてる

この人は


南彼方だ


歌う声が違うしなにより南彼方がこんなことするはずない

っておもってたけど

あの人は間違いなく南彼方

南彼方の顔がはっきり見えてきた

真剣にギターをひいて楽しそうに歌ってる

何だろうこの感じどこかでずっと昔感じた気持ち…

ギンっ!

私は頭の中でなにかがわれた感じがした


………


思い出した…………
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