Star☆Hunt〜*スター・ハント+゚・*〜
「ミチル。ちょっと話があるの。いい?」
部屋に戻ろうと階段を上りかけたところを、ママに呼び止められた。
夏休みも近いし、毎年行ってる旅行の話かと思ったら−マジメな顔。
何となく、嫌な予感がしたんだ。
あたしを見上げる、なぜか泣きそうなママの顔を見て。
………思えば、この夜が全部の始まりだった。
ママのあとについてリビングに戻ったあたしは、タンクトップにスウェットのズボンといういでたちで、人生ひとつ目の大・分岐点に臨むことになってしまった。
部屋に戻ろうと階段を上りかけたところを、ママに呼び止められた。
夏休みも近いし、毎年行ってる旅行の話かと思ったら−マジメな顔。
何となく、嫌な予感がしたんだ。
あたしを見上げる、なぜか泣きそうなママの顔を見て。
………思えば、この夜が全部の始まりだった。
ママのあとについてリビングに戻ったあたしは、タンクトップにスウェットのズボンといういでたちで、人生ひとつ目の大・分岐点に臨むことになってしまった。