゚*BLACK。十゚ANGEL*。

「お取り込み中スミマセンが…結愛さんのお宅の住所を…」

「あぁ!!そうだったね~


アタシは住所を伝えた…

「そーいえば…兄貴が暴走族に入ってた事にはビックリした…」

「はっ!?お前知らなかったのか?」

「うっ…うん…でもよく顔に傷作って帰ってきてたなー」

「大地さんスゲー強いもんな…そのぶん敵が多いんだよ…」

「そっかぁ…」

そんなこと言ってると急に車が止まった…

「つきましたよ?」

話してたから全然気づかなかった…

「ありがとうございました」

運転手さんに頭を下げて軽く会釈した…

「翔…結斗…」

「あんさー結斗俺の服握りしめて離さねーんだけど…」

「ははっ…」

「まぁいーや家ん中まで連れてく」

そう言って車から降りて時が止まったように固まった…

「どーした?」
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