゚*BLACK。十゚ANGEL*。

門から玄関まで結構距離がある…

「変わるよ?」

「あ?」

「結斗…重いでしょ?」

「大丈夫だってー俺の服掴んで離さねーし?」

それに…口では言わねーけど結斗と離れたくないし…

「ははっ…結斗ね…この間…翔達に出逢ったあの日…初めて父親の事聞いてきたの…」

結愛は今にも泣きそうな顔をして話し始めた…

俺は黙って聞いていた

「アタシ…ビックリして…どう答えていいか全然わからなくて…兄貴が言ったように夜出歩く事も多かったし…とにかく…1人になる時間が欲しかった…アタシ母親失格だよね…」

俺はそーだとは思わねーけどな…

正直初めて結斗の事を知った時は…若いのに…とか感じた事はそりゃたくさんある…
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