゚*BLACK。十゚ANGEL*。
「入っていーよ」

結愛がそう言って俺を中に入れた

「…お邪魔します…」

中には数えきれないメイドや執事らしき人々が並んでいて皆揃えてお辞儀した…

結愛は執事やメイドに目も合わせることなく奥に進んでいった…

そして執事の中の一番奥にいた少し年老いた執事の前にでた…

「今帰った…」

「お嬢様!!遅くまで帰ってこられないから心配しましたよ?結斗坊っちゃんのお姿もみられなかったから…」

「結斗は兄貴に預けてた…」

「そうですか…大地さんに…大丈夫ですまだ奥様も旦那樣もお帰りになってはおりません…」

「…わかった…ありがとう…」

執事は優しく微笑んで俺をみて

「代々姫島に支える風間です」

「うちの執事長…でこっちが……兄貴の後輩の翔…」

俺はペコッと頭を下げた…
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