*隣の席*



「宮内くん、どこ行くの?」





「どうしよっか〜あ!図書室!」






え!?




図書室じゃ先生いるんじゃ…





そんなあたしの気持ちを察したようにいう






「先生は今日出張。だから居ねーよ」






「そうなんだ!って鍵は!?」





「んーああそれは…沢木田、ヘアピン持ってない?」





「えっ?あ、はい。」






あたしは髪を止めていたヘアピンを宮内くんに渡した






「ありがとー」






すると、それを鍵穴に差した。




少し動かしていると…





カチャ






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