燃えろ!演劇部2011
一方その頃日本-藤林グループ本社

「藤林グループ総帥、藤林正豊!ご覧の通りお前は完全に包囲されている!それと本社の社員は1人残らず我々革新社特殊戦術班の支配下にある。ここで藤林正豊、お前の取る道は社員を守るべく藤林を解散し持っているもの全てを我々に差し出すか、社員を見殺しにするかのどっちかだ。どっちを選ぶ?」
どっち転んでも藤林壊滅ルートじゃあねえか!この連中意地でも俺が親父から託されたこの藤林グループをぶっ潰したいらしいな。そりゃあ藤林グループってぇのは日本でもかなりの大財閥だからな。潰したくなるようだが、革新社がやってきたとなるとかなり危険な陰謀が見え隠れするわな。
「さあ、どっちを選ぶ藤林!」
チィ-どっちを選ぶ!社員の命か会社か・・・。ここで会社を残せば社員は全員死亡、ここで藤林グループ解散となると社員達はしばらく路頭に迷うことになる・・・!こりゃあ平然と究極の選択だぞッ!さあどうする・・・。
「おい見ろよ。天下の藤林グループの総帥がすこぶる迷ってるぜ!面白くね?」
「おー面白いよなぁ!どれ、定時連絡を兼ねて戸隠様にテレビ電話で見せようか。」
「いいねぇ~。やるかやるか!」













トルルリン
「ワシだ。戸隠餅犯だ。」『あ、戸隠様。すこぶる面白いものが見つかったので定時連絡を兼ねてお見せしようかと。』
「ほう、その面白いものとはテツandトモのことか?」
「(ボケちゃってんの?)」
『いやいやこれですよ。天下の藤林正豊が究極の選択でこんなに迷ってやがるんですよ。』
「ほう!これは確かにすこぶる面白いのう!」
「(パパ!パパが見たことない連中に囲まれてる!)」
?アレは・・・杏香!なら!
「おい杏香!そのジジイをぶっ飛ばせ!!お前ならできる!会社は心配すんな!」
「うっせぇボゲ!」
ゴカッ
ぐおっ!
「(パパ!)」
「さあどうする藤林杏香、父と会社のためワシに殺されるかワシにこれ以上逆らい会社と父を殺すか?」
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