君の声
休み時間、私の周りには一杯女子が群がっていた。
「海音(みお)!どしたん?!元気ないで!!」
あたしは分かりやすいのかな…異常に皆がその事について聞いてくる。
あたしは少し、彼の目を気にしながら、小さな声でこう答える。
「昨日別れた。」
「ええ?!嘘やろ!昨日まであんなにラブラブやったのに…」
「ラブラブなぁ…そうでもなかってんで?」
「えー..でもまたいい人見つかるよ!」
「いやもう…恋は嫌や((笑」
もうこのやりとり何度目だろう。彼が同じクラスにいるのにも関わらず、あたしはこう答えてばっかり。
…たまに調子に乗っていらん事を言ってしまいがちだけど。
確かにラブラブだった。
でも幸せは永くは続かないんだよ…
でももう、こんな後ろめいた思いはしたくないと思う自分もいるけど、どこかにまだ想っていたい…と思う自分も、正直いる。
「海音(みお)!どしたん?!元気ないで!!」
あたしは分かりやすいのかな…異常に皆がその事について聞いてくる。
あたしは少し、彼の目を気にしながら、小さな声でこう答える。
「昨日別れた。」
「ええ?!嘘やろ!昨日まであんなにラブラブやったのに…」
「ラブラブなぁ…そうでもなかってんで?」
「えー..でもまたいい人見つかるよ!」
「いやもう…恋は嫌や((笑」
もうこのやりとり何度目だろう。彼が同じクラスにいるのにも関わらず、あたしはこう答えてばっかり。
…たまに調子に乗っていらん事を言ってしまいがちだけど。
確かにラブラブだった。
でも幸せは永くは続かないんだよ…
でももう、こんな後ろめいた思いはしたくないと思う自分もいるけど、どこかにまだ想っていたい…と思う自分も、正直いる。