過去になにがあろうと生きなければならない


お母さんは最初困ったけど泣き出した私を見ておばあちゃん家に連れていってくれた。

おばあちゃんに事情を話したお母さんはすぐに仕事に

私が寂しそうにしていたからおばあちゃんが頭を撫でようとしたら急に泣き出した

おばあちゃんはびっくりしてすぐにお母さんに電話したそうです。

「なぁ美恵子。真美父親に虐待されとるんじゃない?」

「虐待…?なんで急にそんなこと」

「いやぁなぁ。頭を撫でようとしたら急に泣き出したんよ。」

「それだけで虐待って言いつけるのは」

「でも今日父親が家におるんでしょ?怖いから泣いてまでおばあちゃん家に連れてきてほしかったんじゃない?」


「今日帰ったら聞いてみる」

お母さんからしたらそんなことあってほしくなかったんじゃないかなぁって聞いたとき思った。
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