素直になれないっ
「あっ、話をしてたらきたね~(笑)」

「いやいやいやいや!やよ!とりあえずばれないようにしなきゃ」

 そう言って私達は東雲達の方に頭を向けた。

 ・・・・・なのに

 こいつら私達の横のテーブルに来た・・・   

 なんで・・・

 ん?でもよく見ると女の子も2人いる・・・  

 どっちか彼女なの・・・? 

 て、私には関係ないじゃん!

「ほら美香、東雲女の子と居るじゃない!だから私とは何もないの」

 隣に聞こえないように小さな声でしゃべる。

「ん~・・・そかな・・・あの子達は友達じゃない!?だって石田君と山本君もいるよ?」

「ないない!あいつ学校でモテてるでしょ?そりゃ彼女の1人や2人・・・」

 ・・・あれ?なんでだろ・・・気持ちがだんだん沈んでいく・・・

 チラッと東雲達のほうを見る。

「も~、やだぁ東雲ったらぁ~」

「あははっ!!璃斗まぢさいこ~」

 東雲の隣に座ってる女の子が東雲の腕に自分の腕を絡めてる。
   


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