True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「蘭丸、俺はこいつをお市に任せてくる。お前は全員にここに集まるよう伝えてくれ。」
蘭丸の返事も聞かず信長は玲を運びながら出ていった



お市の部屋の前につき
「お市、失礼するぞ?」
といい、信長は戸を開けた

「どしたの?わ、大丈夫なのその人?」
そう言うとお市は急いで近寄り玲のおでこに手を当てた

「すごい熱…一体どうしたの?」

「話は後だ、とりあえずこいつを頼む。話し合いがすぐにある」
信長は玲をその場におろし部屋を出ていった

「何があったのかしら…君?大丈夫?」

「…は…い」

「意識はあるみたいね。安心して、私に治せないものはないから!」

信長はすぐに武道場に戻った

蘭丸に命令してからまだ10分もたってはいないが100人近い人がすでに集まっていた

「みな、よく集まった。」

「なんでわざわざここに?いつもみたく大広間でいいじゃないですか。」
ある人が言う


「かなりの急ぎでな、大広間では声が漏れるかもしれんし、ここなら防音だしな」

「そんな重要な話なんですか…」

「あぁ…みな、よく聞け。今はお市の部屋で治療をしてるが橘玲という男が新たな俺たちの仲間になる。」

「それのどこが重要?」

「本題はこっからだ…こいつ、玲は伊達政宗の能力によって未来からつれてこられたみたいだ」
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