True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
参
広々とした、この時代に来て玲が初めてはいった部屋
その中で信長は下を向きあぐらをかいている。
その正面には蘭丸、玲が足を崩し座っていた。
「簡単に言うぞ…」
信長は顔をあげて言う
「はい…」
蘭丸が返事をする。
「…伊達の仲間がこっちに来てるな…」
「え?」
玲は驚いた
「本能寺の帰りにな、こんな物を拾った…」
そう言うと信長は右手から赤い糸のようなものを出した。
「これは…髪の毛?」
蘭丸が聞く
「あぁ、赤髪なんて篠原にはいない、伊達軍にはいたはずだな…真田幸村と言っ
たか?」
「真田幸村?」
玲はまた驚いた
伊達の仲間に真田幸村?
「伊達群の中でもなかなか名前が売れてるやつだな…しかし、玲の場所がバレているとは…」
信長は頭をかかえる
「織田さん、それよりも一体どうすれば?」
蘭丸は冷静であった。
「俺は明日から秀吉の加勢に行かなくては駄目なんだ…蘭丸…お前に任せるしか…」
徐々に声が小さくなる信長
「わかりました。任せて下さい!」
蘭丸はすぐに答えた。
「俺もなるべく早く帰れるようにする、それまでは何もないことを願おう、何かあったら頼むぞ!蘭丸!」
信長と蘭丸は目を合わせ、頷いた
それを玲は静かに見ることしか出来なかった。
その中で信長は下を向きあぐらをかいている。
その正面には蘭丸、玲が足を崩し座っていた。
「簡単に言うぞ…」
信長は顔をあげて言う
「はい…」
蘭丸が返事をする。
「…伊達の仲間がこっちに来てるな…」
「え?」
玲は驚いた
「本能寺の帰りにな、こんな物を拾った…」
そう言うと信長は右手から赤い糸のようなものを出した。
「これは…髪の毛?」
蘭丸が聞く
「あぁ、赤髪なんて篠原にはいない、伊達軍にはいたはずだな…真田幸村と言っ
たか?」
「真田幸村?」
玲はまた驚いた
伊達の仲間に真田幸村?
「伊達群の中でもなかなか名前が売れてるやつだな…しかし、玲の場所がバレているとは…」
信長は頭をかかえる
「織田さん、それよりも一体どうすれば?」
蘭丸は冷静であった。
「俺は明日から秀吉の加勢に行かなくては駄目なんだ…蘭丸…お前に任せるしか…」
徐々に声が小さくなる信長
「わかりました。任せて下さい!」
蘭丸はすぐに答えた。
「俺もなるべく早く帰れるようにする、それまでは何もないことを願おう、何かあったら頼むぞ!蘭丸!」
信長と蘭丸は目を合わせ、頷いた
それを玲は静かに見ることしか出来なかった。