True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
およそ二時間ほど前……

放課後の高校の図書室で男二人は宿題をしていた

「玲!あのさ…」

「……」

「玲!!!」

「わぁっ!!」
玲と呼ばれた男は驚いて返事をした。

「また歴史の本読んでるのかよ…本当好きだなぁ」

「ごめんごめん。で、何?」

玲は急いで聞く体勢をとった。

「この公民の課題の範囲って78ページまでだよな?」

玲は上の空。

「おいっ!!」

「わぁっ! !」

驚くと同時に玲は椅子から転げ落ちた。

「はぁ………もう帰るか…」

「イテてて…」





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