True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「…でも」
玲はまだうつむいていた

「じゃあ、お前は未来から来るのを回避できたのか?」
蘭丸は聞く

「いや…」

「だろ?なら謝んな!ほら、続き行くぞ?顔あげな。」
蘭丸は玲の肩をもった

「わかった!」
玲は顔を上げてにっこり笑った。

蘭丸の言う通りだ、敵は伊達政宗…

「そんで、伊達の仲間に8人の精鋭士がいるんだ。その8人のことを総称して
【八武王(はちぶおう)】って言う。そして、その中の一人が…真田幸村だ…」


ちょっと待て…ってことは…

「かなりやばいってことですか…」
唾を飲む

「あぁ…しかも織田さんもいないしな…まぁ俺がいるから安心しな!」
にっこり笑った

「おぅ!」
最初からそんな強いやつとは…


俺はこの先生きていけるのだろうか…
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