True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
第二章 邂逅

「これでよしっと……」

朝日が半分も昇らない早朝に赤髪の男は木に馬の綱を結んでいた

「いい子にして待ってろよ?すぐ帰ってくるからな」
そう言うと男は馬の頭を撫で、足早にその場を離れた。


「待ってろよー未来人!」









……………………………………


畳の匂いがかすかに香り、小鳥の鳴き声が聞こえる部屋で玲は目を開けた


「朝か…」
体をおこし、ため息をつく。


「ふぅ…」

今日から能力の訓練か…
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