True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「これとこれでいいかな…」
蘭丸はしっくりきた木を見つけ、呟いた

「一体それでなにするの?」
玲は気になっている


「チャンバラだよチャンバラ」
蘭丸は棒を振り回しながら言った

「その木の棒で?」

「おうよ、この棒で俺の体を二回連続で叩いたらお前の勝ち、叩かれたらお前の負け。」
そう言うと蘭丸は1つの棒を玲に投げ渡し、もう1つの棒を右手に構えた

「え?」
玲は意味がわからず聞き返した

が、

蘭丸はすでに間合いを詰めに走ってきていた

「もう始まってんのかよ!」
玲が言葉を放ったときにはすでに蘭丸は目の前にいた

「当たり前だ!」

蘭丸は高く飛び上がり、振りかぶって玲の頭を叩いた

「痛ってぇ!!」

さらに縦回転し、そのまま痛がっている玲の背中を叩き、玲はそのまま倒れた

「痛つつ…」

「これで一本。さぁ、俺から一本とるまで帰らせねーぜ?」

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