True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「私の名前は細川ガラシャ…」
この人がガラシャか。噂通りお市さんと同じく美人だ。

可愛いと言うより綺麗で、白髪が良く似合っている

でもなんでここに?

各地の勢力を集結させるんじゃないのか?

わざわざ女性が来る必要ないだろ。

「ちょっと!聞いてる?」
ガラシャが怒る

「あ、すみません…」
考え事中は相変わらず言葉が入らない

「もう…。私もこの二人と同じ織田軍本拠地を守護する武将の1人なの。よろしくね」

「えぇぇぇぇ!?」
玲は驚いて叫んだ

それと同時にガラシャは体をびくつかせ後ろにこけた

隣で話していた蘭丸と勝家と謙信はその声に驚く

「ど…どうした?」
三人が駆け寄る


信長は異様な叫び声を聞き、急いで
2~3分で声のもとに着くと玲は四人に土下座をしていた

「おいおい、何があったんだ?」
信長は訳がわからない

「あぁ…ガラシャが武将だと言うのに驚いたらしくてな。あっはっは!どうも未来じゃ女性は戦わんらしい。」
勝家は笑いながら言う

「玲、顔あげなよ?別に誰も怒ってないし…」
謙信はしゃがみこんで玲の方に触れた

「いきなり大きな声出して…ほんと、申し訳ないと言うか…恥ずかしいと言うか…」
玲はあたふたして答える

「いきなり叫んでびっくりさせないでよっ!」
ガラシャは腕をくみ、口を膨らませた

蘭丸はそれを見てただ笑ってるだけだった

信長もその様子がとても滑稽に見えた




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