True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
第三章 勝つために

「ふぅー…」
何度拭えど汗が止まらない

渇ききった喉を一気に水が駆け巡る感じがなん
だか気持ちいい

「97%か、もう殆ど100%って言ってもいだろ。」
蘭丸は紙をめくりながら言う

「いい感じだな!あとは剣術かぁ…」
空の容器を静かに置き、玲はまた汗を拭いた

「今日はこれくらいで切り上げて、そっちに時間回すか?」そう言うと蘭丸は刀を振る動作をした


「そうだな。基礎が一番だ。」
玲は自分の腰に目をやった

「似合ってるぜ。その刀!」
蘭丸は玲の腰の鞘を指差しながら答えた

「あぁ、織田さんから貰ったんだ。きっと使いこなすさ。」
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