ヴァンパイア王子のメイドは天使!?
「ア・ラ・ン・様の城ですか?」
「そうだ。これから貴女を
意地でもメイドにしてやるからな」
おいおい。ふざけてるんですか?
ていうか段々私の扱い雑になってません?
「嫌で…「拒否権はない。アラン様の
ご命令だ!分かったか?」
も、もう私は戻れないのね…。
仕方ないわ。なるしかない!
「わっ分かりました!なってやりますよ!」
すると、彼はニヤッとし、
「契約完了だ。では、早速王子に会いに
行くぞ」
「でもー、私の服とか無いですけど…」
「勝手に持ってきたが、何か問題か?」
くくー!下着を見られてしまったのか?
この変態黒ずくめ野郎がーー!
っと、私は時々天使っていうのを忘れて
しまう。ま、新しい天使みたいな感じかな。
「はい、分かりました」
でも、王子ってどんな人だろう?
ちょっと気になるなあ…。
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