誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
母親から珍しく連絡があったので

僕はデートが終わってからでも帰ってみるかなと思い始めていた。

そしてデートの日、

僕とトシとかっつんは待ち合わせの駅で楽しげに待っていた。

そこへ礼と美沙紀、さらに薫(松下 薫)を連れてきていた。

松下薫はトシの知り合いだった。

電車の中でも6人共にあまり緊張もなく楽しく喋っていられた。

僕は本当にこの状況が2年前では考えられなかった。

当たり前なものが離れて寂しさを感じていたけど、

戻ってきて温かさを感じるような

礼の存在はそれだけ僕の中では大きな存在だったのだ

心配になって大学に見つけにいったことも礼の存在を改めて

感じた今から考えると当たり前のことだったのかもしれない

2時間して海に着いた。

海に入って遊ぶのではなく

ペアになって綺麗な風景を撮ることにした

僕は礼とトシは薫とかっつんは美沙紀とペアを組むことになった。

僕と礼は2年前のように気軽に話せるように自然となっていた。

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