誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
トシに突然連絡が入った。薫からだ。

トシは薫に会いにいくといってファミレスを出ていった。

僕は一人ポツンとアイスコーヒーにミルクをまぜていた。

薫はトシを近く公園に呼んだ。

トシが薫に話しかけると突然薫は泣き出して言った。

『私の周りにいる人みんな大嫌い!美沙紀だって自分勝手なことばかりして!』


トシは驚きと戸惑いが隠せなかった。

薫はトシのTシャツを掴んで泣き続けている。

トシは優しく声をかけた。

『どうしたの?』

薫はトシの声が聞こえてないようだ。
『嫌い…嫌い…大嫌い…周りに気を使ってばっかり………ママ……助けてよ…………』

トシは突然のことで理解できていないでいる。

とりあえず薫をトシの部屋に連れていって休ませた。

トシは優也に連絡した。


そのころ優也はファミレスの店長と意気投合して談笑していた。

携帯がなって優也はトシからの電話に出た。

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