誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
『もしもし~トシどうした?このファミレスの店長良い人だったんだよ~』

『優也?今、薫がちょっと色々あってうちで休ませてるからそっち戻れないわ…』

『……なんかあったの?まぁとりあえず薫のことは任せるよトシが一番わかるだろうし、わかったよ』

と言ってすぐにトシは電話を切った。

トシは薫を部屋のベッドに寝かせた。

薫はまだ泣き続けている。

トシは薫にストレスが溜まっただけだと思っていた。

次の日、薫は目覚めた。その瞬間…薫はトシの首を締めた。

トシは薫が心配でずっと起きていた。

薫のとっさの行動にトシは驚いたまま動けなかった。

薫はトシの首を締め続けている。

しかしトシは薫の手に力が全く入っていないことに気付いた。

トシが軽くふり払えば薫が倒れてしまうくらいだ。

トシは薫の手をゆっくりほどいて薫を抱きしめた。

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