誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
大学に入ってすぐ色んなサークルに勧誘された。

軽音に入るつもりだった。

掛け持ちもありだと聞いていたので

あまり興味はなかったがゆるそうな写真部

というサークルに入った。

もちろんサークル内容は写真を撮る。

サークル説明会で人の良さそうなトシ(新池 俊)に出合った。

ついでにマイペースそうな~かっつん(五月女 信二)にも出合った。

もちろん信二なのになんでかっつんなのかは、ノリでなったそうである。

それから二人と一緒に写真を撮りに毎日のように


駅に待ち合わせて会っていた。


写真部のゆるさに惚れて入った3人は


もちろん特に撮りたいものもなかった。


だから3人はいつもファミレスに溜まって一日中暇を潰していた。


トシは笑顔で

『ねぇ!俺ら毎日こんなんじゃだめだって!なにかないかな?こぉ~…魂が燃えたぎるような熱い出来事が~~~!?』と突然絡みにくいテンションで話した。


僕は冗談まじりに

『馬鹿だなぁ~俺らが写真部に入った理由忘れたの?世界一の女性を撮るため…だろ?』と言った。

かっつんはポツンとしていた。
< 3 / 78 >

この作品をシェア

pagetop